一人暮らしをする子どもへの仕送り平均額は?家計への負担と軽くする方法を解説

子どもが大学生になったら、実家を出て一人暮らしを始めるケースは少なくないでしょう。そうなった時、子どもの成長は嬉しくはある一方で、毎月の仕送りや引越しの費用など、新たな支出に頭を悩ませ、家計のやりくりに不安になったり困ったりするご家庭は多いもの。
子どもの新生活に対して、親は金銭面でどんな負担がかかるのでしょうか?

私も大学生になるタイミングで一人暮らしを始めたなぁ。引越し前は自分より親の方がバタバタしていたかも。

大学生が一人暮らしをする場合の初期費用や適正な仕送りの金額など、あれこれ気になることがたくさんあるからニャ!

大人になった今では引越しにどれくらいの費用がかかるか把握しているけど、学生の頃は家計にどれだけの負担がかかるか、あまり意識していなかったな。

今回は親の視点で、大学生の子どもの一人暮らしにかかる、学費以外の費用を生活面から深掘りするニャ!子どもへの仕送りの平均額から金銭面をサポートする時のポイントまで解説するニャン。
目次)
1.一人暮らしを始める子どもの生活で必要なお金とは
2.子どもの一人暮らしの初期費用はどれくらい?
3.学生一人暮らしで毎月かかる生活費の目安
4.子どもの一人暮らしへの仕送りはお金だけでいい?
5.仕送りの負担が苦しい場合にはどうする?
6.初めての一人暮らし 親から伝えるべきお金のこと
1.一人暮らしを始める子どもの生活で必要なお金とは

そもそも一人暮らしを始める子どもの生活では、どんな費用がかかるのでしょうか。
・賃貸住宅の初期費用
(敷金、礼金、仲介手数料、前払い分の家賃など)
・家具や家電、日用品の購入
・引越し代
一人暮らしを始める時点でかかる費用としては、賃貸住宅の敷金や礼金・仲介手数料・引越し代のほか、家具や家電の購入費用・日用品の購入費用などが発生します。
また、賃貸住宅の場合では2年に1度契約の更新費用がかかります。更新料の相場は家賃や物件のエリアにより違いがありますが、一般的に家賃の1ヵ月分から2ヵ月分程度です。

例えば、家賃が6万円の物件の場合、更新料は6万円〜12万円になるニャ。
毎月かかる費用については、家賃をはじめ、食費・水道光熱費・通信費・日用品費・交際費・娯楽費・勉学費などがかかります。
・家賃
・食費
・水道光熱費
・通信費
・日用品費
・交際費
・娯楽費
・勉学費
・その他
また、親が子どもの生活費をサポートする場合には、毎月の仕送り代がかかります。
2.子どもの一人暮らしの初期費用はどれくらい?

では、具体的な費用について見ていきましょう。
⚫️初期費用
<家の契約時にかかるお金の平均>
●家賃
全国大学生活協同組合連合会「第60回学生生活実態調査」によると、一人暮らしの大学生の家賃の全国平均は、約5万6,000円となっています。
家賃はエリアによってかなり差があり、「全国賃貸管理ビジネス協会」によると、2025年3月時点の1部屋(1K・1DK・1LDK含む)家賃の平均は、関東エリアでは以下の金額です。
・東京都:約7万2,000円
・神奈川県:約5万9,000円
・埼玉県/千葉県:約5万5,000円
また、最も家賃が安いのは山口県で約4万円です。
●敷金
敷金とは、大家さんが入居者から預かるお金で、退去時の未払賃料や修繕費に充てられます。家賃の滞納分や修繕費を差し引いた上で残額がある場合は返金されます。通常家賃の1ヵ月〜2ヵ月程度支払います。
●礼金
礼金とは、家を貸してくれたことに対する大家さんへの謝礼として支払うお金です。通常家賃の1ヵ月〜2ヵ月程度支払います。
●仲介手数料
仲介手数料とは、不動産の賃貸借の契約の際に不動産会社に支払う手数料です。通常家賃の0.5ヵ月〜1ヵ月程度支払います。
上記の他にも「日割り家賃」「鍵交換費用」「火災保険料」などがかかる場合があります。

例えば、家賃6万円の家に住む場合、家の契約時にかかるお金として24万円(敷金、礼金、仲介手数料は家賃の1ヵ月分として計算)かかるということニャ。
●引越し費用
引越し費用は、移動距離や人数・荷物の量・時期などによって異なります。移動距離100km程度で、作業時間8時間以内であれば、運賃の料金の目安は、単身世帯で部屋1階(1K〜1DK)、運転手1名・作業補助1名、2tトラック1台で5~6万円です。

引越し費用は「基本運賃」「実費」の他、「オプションサービス料金」がかかります。
一般的に基本運賃は、国土交通省の各運輸局が定めている金額をもとに設定されます。「荷物×距離」で計算するため業者間の違いは少ないです。
実費は、作業員の人件費・トラック代・トラックの交通費・梱包資材費などが該当します。
遠方への引越しは、有料道路の利用料金も含まれるため、運搬距離が長いほど、実費は高くなります。
オプション料金は、荷造りや荷解きサービス・エアコンの移設・ピアノ搬送・不用品の処分・車やバイクの輸送などがあります。業者ごとに料金設定が大きく違うポイントです。
引越しする時期や曜日、時間帯により、料金が割り増しになります。一般的には、3月〜4月は繁盛期、土日祝日・深夜早朝は割り増し料金になります。繁盛期は、料金が1.5倍〜2倍程度になるケースが多いようです。
料金を抑えたい場合は、閑散期の平日や時間指定なしを選択したり、子どもが学生の場合には、学生限定の特別価格で引越しができる学割プランなどを利用したりしましょう。
引越しをする時期や距離などにもよりますが、引越し代として5万円〜10万円程度見積もっておくとよいでしょう。

引越し業者は複数の見積もりをとって比較検討し、最も納得できるところで決めるといいよね!
●家電や家具の購入
子どもがはじめて一人暮らしをする場合、新しく家電や家具、生活用品を購入する必要があります。
家電で揃えたい主なアイテムとしては、冷蔵庫や洗濯機の大型家電から、電子レンジ・炊飯ジャーなどの自炊に使うもの、ヘアドライヤーやアイロンなどが挙げられます。
・洗濯機
・オーブントースター
・電子レンジ
・炊飯ジャー
・電気ケトル
・ヘアドライヤー
・アイロン
・掃除機
・照明
ディスカウントショップなどで上記を全て揃えると、8万円〜10万円程度かかります。
家具も、ベッド・テレビ・テーブル・椅子・カーテン・ソファ・収納などを揃えるとなると、10万円程度はかかるでしょう。
日用品も含めて全て新品で揃えるとなると、20万円〜30万円程度かかります。費用を抑えたい場合には、中古品を利用したり、知人に譲ってもらったり、家電・家具付きの物件を探したりするなど工夫する必要があります。
3.学生一人暮らしで毎月かかる生活費の目安

大学生が一人暮らしをする場合、実際に毎月どれくらいの生活費かかっているのかを見てみましょう。
全国大学生活協同組合連合会「第60回学生生活実態調査」によると、一人暮らしの大学生の生活費の全国平均は約13万1,000円となっています。具体的な内訳は以下の通りです。

ただし、上記はあくまでも全国平均です。東京都をはじめとする首都圏では家賃や物価が高い傾向にあるので、全体的な生活費は平均よりも高くなります。

大学生の一人暮らしは、何かとお金がかかるし、できるだけ生活費を抑えるようにしてほしいよね。

親から子どもにアドバイスしてほしい、節約ポイントを教えるニャ!
●食費
食費を節約するには、できるだけ外食やコンビニ食を控えて「自炊」することです。現在は物価高で外食やコンビニの食事をすると、1回の支払い金額が1,000円を超えてしまうことも珍しくありません。
一方で、スーパーの特売日などを活用し、お肉や野菜をまとめ買いし、作り置きや冷凍保存をすることで食費を節約することできます。
学食を利用するのも効果的です。大学の学食は栄養価も高く、ボリームもあり、低価格なメニューが豊富です。自炊できない時には上手に活用するように伝えましょう。
また、子どもがアルバイトをする時は、まかないのある飲食店でのアルバイトを勧めるとよいですよ。まかないは、無料や割引価格で提供される場合がほとんど。働きながら食費を節約できるので一石二鳥です。
食費を抑える方法については、こちらの記事でもわかりやすく紹介しています。
・食品の値上げラッシュ!原因は?いつまで続く?家計を抑える対策を教えて!
●娯楽費・交際費
娯楽費や交際費は、大学生活を楽しむ上で必要な支出ですが、初めての一人暮らしではまだ金銭感覚がつかめていないため、使いすぎないように注意することも大事です。
大学生の場合、カラオケ・映画館・美容室・アミューズメント施設・交通費など、あらゆるシーンで学割を活用することができます。積極的に学割を利用して節約するように伝えましょう。
●通信費
毎月一定の金額がかかる固定費を見直すことも有効です。中でも簡単に見直せるのが通信費です。特に大手キャリアを利用している場合は、格安SIMへ乗り換えると節約効果は大きいでしょう。以前は、通信速度や通信の不安定、通話の弱さなどが指摘されていましたが、今は大手キャリアと遜色のない品質になっています。
また、現在加入しているプランの見直しも有効です。見直すときは以下のポイントを確認するとよいです。
・毎月のデータ使用量をチェックし、それに適したプランを選ぶ
・あまりデータを使わないのに大容量プランに加入していないかを確認する
ポイント還元やセット割などでお得になるなら、そのような格安スマホのプランを選ぶのも一案です。比較サイトなどを利用してお子さんにとってお得な格安スマホのプランを見つけましょう。
携帯代の見直し方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
・生涯で数百万円の節約に!?携帯代を今すぐ見直そう!
●ポイントの有効利用
日常的に利用するスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでポイントカードを提示すると買い物金額に応じてポイントが貯まります。また、クレジットカードやスマホ決済などを利用して支払いをすることでもポイントが貯まります。貯まったポイントは次回の買い物で利用することができるので、生活費の節約につながりますよ。
まずは子どもの住むエリアとライフスタイルで貯まりやすいポイントをチェックしてもらうことから始めましょう。
ポイ活にはVポイントがおすすめ!詳しくはこちらの記事をご覧ください。
・Vポイントはポイ活に最適!三井住友カードでお得にポイントを貯めよう!
・【Vポイント】利用できる店舗数が世界で1億以上に!?最新の貯め方・使い方を解説!
節約術をもっと知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
・【今すぐできる節約術】買い物、電気・ガス、保険料などカテゴリー別に解説!
4.子どもの一人暮らしへの仕送りはお金だけでいい?

子どもが一人暮らしをするとなると、少なからず親の援助が必要です。どれくらいの金額を仕送りすればいいのか、頭を悩ます親御さんも多いでしょう。
まず、一人暮らしをする際の初期費用として、「賃貸物件の契約料」「引越し代」「家具・家電代」などを含めて30〜50万円程度かかります。子どもがまとまった金額を準備することは難しいので、初期費用は基本的に親が全額負担するケースが多いようです。
毎月どれくらい仕送りするかは、各家庭の経済状況や教育方針によりさまざまだと思いますので、一概に言うことはできませんが、全国大学生活協同組合連合会「第60回学生生活実態調査」結果が1つの目安になるでしょう。
こちらの調査によると、大学生への仕送り額の全国平均は月額7万2,350円となっています。さらに仕送りの金額分布については、以下の通りです。
・5万円未満(0円を除く):16.1%
・5万円〜10万円未満:31.1%
・10万円以上:27.2%
これを見ると、5万円〜10万円未満の仕送りが一番多いようです。私立大学や住むエリアなどによっては、平均よりも多めの仕送りが必要になることが多いでしょう。
これはあくまでも個人的な意見ですが、子どもが金銭の心配をせずに、勉学に打ち込むためには仕送りはある程度必要だと思います。なぜなら、先行き不透明な今の時代を生き抜くには、さまざまな知識やスキルを身につけておくことが必要であり、大学時代は、その時間に多くを費やしてほしいと思うからです。
一方で、過剰に仕送りをしてしまうと子どもの自立心が育たない懸念もあります。そこで、子どもの自立を促すことも考慮すると、生活費の半額以上は仕送りしたいもの。できれば、生活費の7、8割程度仕送りができるとよいのではないかと思います。
大学生の生活費の平均が13万円程度なので、半額であれば7万5,000円、7,8割程度であれば、9万円〜10万円程度になるので、ちょうど上記の全国大学生活協同組合連合会が調査した平均値とボリュームゾーンと同じになりますね。
5.仕送りの負担が苦しい場合にはどうする?

上記の平均的な金額であったとしても、経済的に家計からの捻出が難しく仕送りができないというご家庭もあるでしょう。
親から十分な仕送りができない場合には、子どもにも家庭の経済状況をきちんと話し、現実的にどれくらいの金額の仕送りが可能なのかを明確にしましょう。
足りない分は、何かしらの方法で補填する必要がありますが、子どもにも協力してもらう場合には、子どもがどのような学校生活を送りたいのかも考慮しながら、どのような方法でどれくらいの金額を補填することができるのかを話し合いましょう。
子どもが補填する場合の主な方法としては以下の2つがあります。
・子どもに奨学金を利用してもらう
・子どもにアルバイトをしてもらう
全国大学生活協同組合連合会「第60回学生生活実態調査」によると、大学生の1ヵ月の収入の内訳は、仕送り72,350円・奨学金19,140円・アルバイト37,540円など含めて合計132,140円です。

仕送りの他に、奨学金、アルバイトをして生活費を賄っていることがわかります。
奨学金は大学の教育費用を補う上で貴重な方法です。代表的なのは独立行政法人「日本学生支援機構」の奨学金制度です。

奨学金制度には、返済不要の「給付型」と、卒業後に返済する「貸与型」があるニャ。
給付型は、一定の学力基準と収入基準が設けられています。
貸与型は、「第一種奨学金(無利子)」と「第二種奨学金(有利子)」があり、併用も可能です。卒業後の返済は必要ですが、第二種奨学金の場合であっても教育ローンより金利が低く設定されており、比較的少ない負担で返済することができます。ただし、奨学金を借りすぎてしまうと将来の家計に影響が出るので、しっかりと返済計画を考えることが必要になります。
また、アルバイトを経験することは、次のようなさまざまなメリットがあります。
・大学に通っているだけでは出会えなかったさまざまな人間関係を築くことができ、人脈が広がる
・自分でお金を稼ぐ大変さもわかり、親が仕事をして稼ぎ、自分の学費を支払ってくれることや仕送りをしてくれることに対してもありがたみを実感する
親の側も現金の仕送りが難しい場合でも、食料品などの物資で仕送りをする方法もあります。
食事は毎日することなので、食料品の仕送りは喜ばれるでしょう。仕送りして喜ばれる食料品として候補になるのは、長期保存ができ、調理が簡単で手軽に食べられるものです。
大学生ともなると、サークル活動やアルバイトなどもあり、外食の機会も増えます。そのため、仕送りで食べ物を送る際は、冷凍や常温で長期保存できるものがおすすめです。
たとえば、米・シリアル・カップ麺・レトルト食品・乾物・冷凍食品などです。これらは、簡単に調理できるのもポイントです。
また、子どもの好きな食べ物や故郷を思い出せる地元のご当地メニューやお菓子、飲料なども喜ばれそうですね。
食料品の仕送りをする際には、事前に仕送りをすることを伝えておくと、スムーズに荷物を受け取ることができ、子どもが余計な買い物をするのを防ぐことができます。
6.初めての一人暮らし 親から伝えるべきお金のこと

一人暮らしでは、家賃、光熱費、食費など生活にかかる支出をすべて自分で管理する必要があります。大学生になると、サークル活動や合宿、友人との遊びや飲み会など、出費が嵩みます。何も考えずにお金を使っていると、あっという間にお金がなくなってしまいます。
毎月赤字にならないようにするためには、しっかりと「家計管理」をすることが大切です。
家計管理をする上で有効なのが「家計簿」をつけることですが、手間暇がかかるものだと続かないので、「家計簿アプリ」がおすすめです。
最近は、便利な家計簿アプリがたくさんでていて、買ったものを1つひとつ入力しなくても、スマホのカメラでレシートを撮影すれば、買った品物や金額、お店まで読みとってくれます。家計の状況は棒グラフや円グラフで表示され、支出を分析することが可能なので、節約ポイントが簡単にわかります。
また、多くの家計簿アプリでは、外部サービスとも連携しています。銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどと連携できるので、一度登録してしまえば、自動的に情報を取得し、振り分けてくれます。
家計簿をつけるというと、自分の銀行口座やクレジットカードの明細を見て記録する必要がありましたが、そういった手間がかからず、すべてのお金の流れが一括で管理できます。これなら慣れない一人暮らしをするお子さんでも長続きしそうですね。
家計アプリについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
・かしこい貯金は家計管理から!人気の家計簿アプリはコレ!
また、子どもがアルバイトを始める時に、ぜひ伝えておいてほしい知識があります。いわゆる「年収の壁」というものです。

税の負担を軽くする制度に「所得控除」がありますが、「所得控除」の1つに、扶養者が受けられる「扶養控除」があります。通常、扶養控除の控除額は、所得税38万円・住民税33万円なのですが、大学生年代(19歳〜23歳未満)の子どもを扶養している場合は「特定扶養控除」といって、所得税63万円・住民税45万円の控除が受けられます。
これまでは、子どもがパートやアルバイトをして年収103万円を超えると、扶養者は、「特定扶養控除」が受けられませんでしたが、2025年からは年収123万円を超えると控除が受けられなくなります。
つまり、今年から扶養者が特定扶養控除を受けられなくなるボーダーラインが「103万円」から「123万円」となりましたが、子どもの年収が123万円を超えた場合、新たに「特定親族特別控除(仮称)」が適用されることになりました。
これにより、子どもの年収が150万円を超えても、年収188万円まで段階的に控除額が減るようになり、扶養者の手取りが急激に減ることを防げるようになっています。

子どもの扶養については、こちらの記事でわかりやすく解説しています。
・【子どもの扶養】共働きの場合どちらに入れるべき?年収アップや転職の際は要チェック!
最近は、人手不足などで時給が上がっている上に、アルバイトのシフトも入りやすくなっているので、想定よりもアルバイトで稼げてしまう可能性が高くなっています。
親の税金のことを考慮すると、アルバイト収入で稼ぐ年収の目安は150万円となります。子どもがアルバイトを始める前に、ぜひ税金関係の知識を伝えておきましょう。

一人暮らしを始める子どもへの支援は、「学生生活の充実」と「子どもの自立」といったポイントを意識して、家族で相談し適正な金額を決めてほしいニャ!

私も親からの食品の仕送りによく助けられたなぁ。私の好物だからって、お菓子もたくさん入れてくれたの。

そのお菓子、すぐ食べちゃっていたでしょ。

なんでわかるの!?
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ファイナンシャル・プランナー(CFP)/Money&You取締役
中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。その後現職へ。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社)など書籍100冊、累計180万部超。1級FP技能士。住宅ローンアドバイザー。